忌明け法要とされ、亡くなられた日を含めて49日目が四十九日になります。すでに墓地がある場合は、この時に納骨される場合が多いです。また塗のお位牌の開眼供養（魂入れ）もこの際に行います。

四十九日に限らず法要は、当日か前倒しで行います。そして四十九日では、故人がこの世を旅立たれ仏の世界に入られる日とされており、薬師如来を本尊として法要を行います。

お釈迦さまが四苦（生病老死）を説かれましたが、我々は生きている限り多かれ少なかれ体の不調から逃れることは出来ません。

そこで、仏の世界に入る前に、医学の仏様である薬師如来さまに体の不調など苦しみを取り除いて頂いて、健やかな状態で仏様の下で修業に励まれ、これからも仏の世界から我々を見守って下さるように願うのです。
 

​令和6年舊城寺回忌早見表より抜粋