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タイ請来の仏像

 

仏教はインドで発祥し、現在はアジアを中心に世界中で信仰されています。特に東南アジアには仏教国が多く、タイでは国民の9割以上が仏教徒であるそうです。


そんなタイからはるばる日本に来た仏様が、舊城寺の薬師堂にいらっしゃいます。皆様ご存じでしょうか?

この仏様は、明治期に活躍された釈興然さんという僧侶に由来します。興然氏は、小机の三会寺の住職で、スリランカで僧侶となった日本人最初の方でした。その名は、海外にも伝わりタイ国公使に招かれ1年間タイに滞在したそうです。帰国時タイの寺院より仏像を贈られ、その仏像を帰国後神奈川県下三十二の寺院に安置することになったのです。そのうちの一つが舊城寺でした。これらの仏像は、それぞれに御詠歌が残されています。


舊城寺の仏さまには

『舊城寺。足趺修高。称跟の 御姿とはに。あらたなるかも。』

という足の甲が高くて肉づきがよいとされるお釈迦様の特徴の一つをあらわした御詠歌が伝わっています。


 舊城寺薬師堂に奉られるその釈迦如来像は、高さ1mほどの鋳造でその姿は日本の仏像と大きく異なります。一〇〇年ほど前に作られたとされるその仏像は、異国情緒を漂わせ、タイ仏教のエキゾチックな雰囲気を感じさせていただけます。
 
 毎年一月八日には、薬師堂にて新年の初護摩を行います。ぜひその際に、このタイより請来されたお釈迦様もよくご参拝になってください。

 

​舊城寺だより第四号より抜粋

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